mtbについていたテクトロのhdm275、やはりどう考えても精度が悪い気mt200を使ってるとしてきてしまい、油圧ディスクブレーキをまるごと交換することにしました。
 今回は、そんなお話――

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 そもそも油圧ディスクブレーキにおける性能の差は、それはそれで色々とありますが剛性とか精度の差です。これはブレーキレバーが込々のお話になります。
 基本、油圧ディスクブレーキはメーカーの型や仕様を合わせる必要があります。シマノならシマノ、テクトロならテクトロ、ってぐあいにです。もしかしたらつくとは思うんですが、インサートをレバー側に合わせれば。
 シマノテクトロだとバンジョータイプでなければいけるかもしれませんが、メーカーの設計に対して余計なことをしないほうがいいと思います。ブレーキだけは。特に油圧ディスクは引き代とか多分、ありそうなので。
 バンジョーってなんなの? というと、レア社が昔開発したクマと鳥のコンビのゲームではありません。僕はあれはやったことありませんが、「ディディーコングレーシング」をよくやりました。あれは意外に面白かったね。小学生のころを思い出して。

 それはいいとして、上のAmazonのリンクのやつの、この先の丸いヤツ、これがバンジョータイプになります。。

 組み立てや交換はもう取り付けてミネラルオイルを交換するだけなので、そんな難しい事はありません――
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 インサートの入れ方は簡単です。会社から取ってきたシャコマンで締めこんで、インサートを打ち込みます――終わり。
 リアは少々長くてもいいだろうと適当な予測をたてます。
 まあ、これがやらかす理由にもなります。


 ただ、やはり内装フレームがかなり大変です。中々出てこなかったのでバンジョーに紐を付けて紐をフレームの外側に引っ張りだすことで、どうにかしました。


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 サクッと取り付けです。
 ミネラルオイルの交換は別にそこまで変わらないので今回は省きます。

 slxというと、シマノのロードコンポに例えると大体105相当です。つまり、値段と品質が一番良さげなところです。mtbはというより、皆様ご存じの通りデブでヒゲは結構、山でぶつけたり倒したり、こけかけたりは多いです。そんなヤツのバイクにxtrはキツイデスwww

 しかし、slxはそこまでお高くありません。ブレーキ一式交換で2万しないから(2ピストンの場合)、まあブレーキシステムに不満のある方にはお勧めではある。

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 ブレーキレバーは、ここでレバーの開き具合を調整できます。実はxtになると利き代も調整できるようになるので、したい方はxtにすると良いかもしれません。SLXとXT、XTRは多分互換性があるのでレバーだけxtでキャリパーはslxとかそういうことが出来ると思います。
 デオーレはバンジョータイプではないので、まあこの辺がシマノの品質というかブランドの差なのかな?

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 質感も非常によろしいです。
 今回セットとしては2ピストンのメタルパッドです。レジンでもよかったんですが、メタルの方がいいとは思った。しかし2ピストンに落ちつきました。理由は一つで、やはりリアのクイックリリースです。これが前後スルーアクスルなんだったら4ピストンにすべきだとは思います。
 しかし強すぎる制動力だと動いちゃう可能性もありだからね。

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 どうでしょうか――

 じつはリアのホースがだるんだるんです。まあ、この辺は動画を見てもらえれば分かると思いますが――これは今後直すとして、とりあえず取り付け記事自体はこんなもんかなで纏めようかなと思います。
 もしmtbをslxの油圧に替えたい方は――

 キャリパーがそれぞれ二つ要ります。前後スルーアクスルの方は4ピストンにしてください。

 クイックの方なんかは2ピストンをお勧めします。