一年ほど前、僕の旧通勤号のgiantのsnapはホイールがパッカーンしてご臨終しました。直せないこともなかったんですが、26インチのmtb用のホイールは中々手に入りません。おまけにリムブレーキです。絶滅危惧種に近いので、探すのが手間だったのでクロスバイクへと交換しました。
そう、フジ クラムジーというあさひ限定のモデルだ。
で、そのクラムジーですが、色々とカスタマイズをはじめていき一年ほど経ちました。街乗りバイク構成としてはかなり完璧になったんではないか? と思ったので、改めて紹介なんぞしてみようかなと思います。
元々のパーツ構成
フジのクラムジーの元々の構成はどこにでもあるクロスバイクのパーツ構成でした。
構成はブレーキレバーはテクトロのブレーキレバーにzstarという意味不明なブレーキでした。本当に効きが悪かったです。なにがどう効きが悪いというのか説明しますと、ブレーキキャリパー自体の精度が著しく悪いです。遊びをなくすために調整すると、片利きのような状態から解消はされません。
そして剛性がありませんブレーキレバー共々、ブレーキを掛けるとたわんでいる感覚がダイレクトに伝わってきます。お世辞にも完成車につけて売るというのはいかがなもんでしょうか?
ぶっちゃけ、僕の考えから言わせてもらえればクロスバイクにフロント三枚もいる必要性が見当たらないのです。フロントを三枚にすることによってリア8速なら24速物理的にあることになりますが、それがロードコンポの105より優れているかと言われればそんなことは一切ありませんし、街乗りで使うギアは精々9枚から10枚あれば十分です。
いま、クロスを使っている方は少し考えてみてください。大体フロントを弄らず、リアだけで乗ってません?
リアディレイラーは旧アルタスモデルです。
一年後の現在
ブレーキ周りはシマノmt200に交換してあります。それ以前まではアルタスの紐式ディスクブレーキを使っていましたが、まあ悪くはなかったんですが油圧ディスクブレーキが手に入ったので交換しました。
余談ですが、このシマノのアルタスブレーキは機械式ディスクブレーキとしては非常に優秀だと思いました。制動力はしっかりしていますし、調整をちゃんとすればパッドを擦るなんてこともそんなにありません。
ただ、交換するなら一緒にブレーキレバーも交換してしまうべきです。シマノのデオーレのvブレーキレバーで十分です。むしろ、これはかなりいい組み合わせだと思います。
グリップもシリコン的なものに交換してあります。
現行は一応、トレイルというかオフロードにいくことも考慮されているのかシャドータイプを採用してあります。が、mtbは8速アルタスで10速、ないし11速までは引けるはずなので交換する必要はなかったといえばなかった。
スプロケットは11-36tです。フロントシングル化してあるので、かなりワイドレンジな構成になっていますが、現状スプロケットが手に入らないので諦めてこれを使ってます。フロントの兼ね合いなら、11~28tぐらいが使いやすいのではないでしょうか?
チェーンリングは38tのナローワイドを使いました。フロントのチェーン落ちとは無縁になります。
そんなに変えて意味はあるのか?
クロスバイクをここまでパーツをがらっと交換しはしましたが、そこまで意味があるのかどうかというお話です。
ぼくのクロスバイクはここまでパーツを変えましたが、スピードなどは弄る前の方が上でした。しかし、街乗りということにおいてはこの構成は僕の使い方からすれば完璧でした。
ただ、速くなるとかそういったことは一切ありませんけどね。本当にただ、快適性とメンテナンス性を安価で求めてみました